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えらくかっこいい表紙と挿絵に惹かれてホイホイと購入。ガチファンタジー設定とそれに見合う美麗なイラスト、さらにロボットが出るとなれば買わぬわけにはいかんのう。だってもう、挿絵の全部が全部かっこいいんだもの。なんか電撃でこんなに表紙がかっこいいのって久々に見た気がするなー。至高は「ブギーポップは笑わない」の表紙。 主人公はスペシャルな機体に偶然乗り込んでしまい、戦争に巻き込まれていくというロボット物の教科書のような導入。世界観的にロボット(作中では機巧鎧)は当然のように世界に存在するものとして書かれてる。ロボットがなぜ存在するのか? みたいな方向に話が転がるかもしれないけど、個人的にそっちはスルーの方向でお願いしたい。 同時に、主人公は王家の血筋かもしれないって展開(主人公機は王族専用機)で、貴種流離譚というこれまたファンタジーものの枕詞のような設定。王子の身代わりとして成長していくのだろうか。今はなよなよした主人公だけど、それが大音声を上げて兵士を鼓舞したりするようになったりするとしびれるかも。成長して覚醒するか、内心ビクビクのまま演技をしていくのか。 そしてファンタジー物で戦記とくれば必ずあるのが有力貴族との対立。内通、確執、無能、とこれでもかと足をひっぱたと思えばうおおお! なんだよお前ら、かっこいいじゃねえかよ。特にアシュフォード侯。まあ、映画版のジャイアン方式なんですがね。こいつらさえしっかりしてりゃ国は乱れなかったのに、土壇場でまともなことすると急にカッコよく見えちゃう不思議。 ロボット物の定石とファンタジー物、さらには戦記物の定石を丁寧にまもってて、すごい堅実な作品。ベタといえばベタだけど、奇抜なストーリーよりベタなもんの方が難しいもんです。ってか、この人ほんとに新人か? 誰かが名前変えてデビューしたとかそんなんじゃないの? こんど出来るって噂のメディアワークス文庫ってこういうのが多く出るんだろうか。もしそうなら楽しみー。あとできれば新書サイズで出るともっと嬉しい。なぜならワタクシは新書が好きだから。 あと、ファンタジー物でロボットつかって戦争というのでヤフーコミックの「ブレイクブレイド」を思い出しました。材料は同じでも、「機械仕掛け〜」がファンタジーよりなら、「ブレイクブレイド」はロボットよりの作品です。設定も似通ってる部分もあるんで、どっちか好きなひとはもう片方も楽しめるかもしれません。 |
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