野望の王国読んだ
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作成日時 : 2008/09/09 23:09
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なんぞこれー、すげー面白い。
というか野獣死すべしもそうだけど、最近こういうマッチョな作品に偏っている感じがするなあ。古きを訪ね新しきを知る、じゃないが古い作品もいいものはいい。雁屋哲っていうと美味しんぼのイメージしかなかったけど、イメージ一変した。面白いじゃないか!
お話は東大出のエリート二人組が暴力団に入ってのし上がっていくもの。ファンタジーなしの現代日本のお話なのに人の命が紙くずのように飛んでいく。対立している暴力団の親玉を交通事故に見せかけて殺したとき、主人公兄の「そうか、よくやった」はマジ最高。
それに登場人物がみんな濃くてステキ。何かと全裸で登場する右翼の親玉とか犬好きの関西ヤクザとか。中でも警察署長として登場する柿崎がすごい。政治的に、肉体的に、社会的に、何度打ちのめされても復活してくるその様は圧巻の一言。恐らく個人としての戦闘能力は作中最高、どこのターミネーターだといいたくなるくらい強い。
なんかネット上では美味しんぼに時たままぎれる作者の思想やらマスターキートンの絶版の話とかで評判の悪いひとだけど、そういう悪評が気にならなくなるくらい面白かった。ワタクシは面白い作品を書いてくれる人には寛容なのです。
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