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「薔薇のマリア」の十文字青の新作。 まだ海のものとも山のものとも分からない一迅社文庫を始めて購入。といっても作家買いなので冒険でもなんでもないけれど。年をとるとものの選びかたが保守的になってきていかん。 なんというか一筋縄でいかない作品だった。濃くて楽しいキャラが多いのは薔薇のマリアと同じ。やはり表紙にもなっている真鳥姉妹、とくに依慧のほうがガンガン動いて物語を牽引してくれる。幼馴染の希宵も、派手さでは劣るけどパワーのあるキャラである。 主人公は、男キャラでこういうのは珍しいけど、ある意味長門とか綾波の系譜なんだろうか。内面がどこか欠落していて、一人称なのにかなり客観的な印象が強く、ほかのキャラクターとの掛け合いは楽しいものなのに、どこか淡々としていて肌寒いものを感じる。 一巻にも二巻にも、最後にそれらしい山場が用意されていたが、それらはライトノベルの形におさめるために設置された展開のようにも思える。物語が、ライトノベルという括りを窮屈に感じているように思えたのだ。 この作者が書く、普通の小説も一度読んでみたいと思わせる作品だった。 ANGEL+DIVE (1) (一迅社文庫 (し-01-01)) 一迅社 十文字 青 ユーザレビュー: エピローグまで分から ... もう書きなれた人なの ... 裏表紙の作品紹介にだ ...Amazonアソシエイト by ウェブリブログ |
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